子どもの記憶と歯科
2020.01.27(月)
子どもの記憶の形成は3歳頃から始まるといわれています。3歳未満の時の記憶は成長と共にだんだんと記憶が薄れてくるということです。
しかし、3歳を過ぎて経験したことは後々記憶に残りやすいといわれます。
つまり、3歳を過ぎて、歯科で抑えられて治療を受けた、痛い経験をしたということが積み重なってくると、それは成人してからも記憶に残っていきます。
治療が必要な場合には、治療で嫌な経験をさせないことが大事になります。
それ以上に大切なのは、3歳になったときに治療が必要な状態にさせないこと、そこまでの予防が大切になります。
ぜひ0歳からの予防、むし歯0を目指していきましょう!
タフトブラシ
2020.01.25(土)
歯の表面は歯ブラシを、歯と歯の間や隙間をフロスや歯間ブラシを用いる方は多いと思います。
しかし、最後方の部分はなかなか通常の歯ブラシでは届きにくいことがあります。
そこでお勧めなのがタフトブラシです。
タフトブラシはその形状から最後方や歯の溝の部分を磨くのに適しています。
清掃器具には得意・不得意があるので普段のケアで気になることがありましたら何なりとご相談ください。
マイオバレースの講習会に参加しました
2020.01.23(木)
こんにちは、副院長の助廣紗智です。
今日、博多で開催されたマイオブレース治療の講習会に参加してきました!
マイオブレース治療とは、成長期のお子様向けの矯正治療です。口呼吸や舌癖など歯並びが悪くなった原因にアプローチし、悪習癖を改善しながらマウスピースを併用して歯並びを整えていく治療法です。
写真は、口輪筋や舌筋を鍛えるためのトレーニング装置です。お口ポカンがなかなか治らなくてお悩みの方は、マイオブレース治療と併用してのご使用をオススメします!
歯ブラシだけでは磨けない部分があります
2020.01.21(火)
歯茎の溝の中は細菌がたまりやすい場所で、たまった細菌は歯周病の原因になります。そのためこの部分を歯ブラシで念入りに磨いている人も多いことでしょう。
ですが、歯ブラシでは溝の中の細菌を完全には取りきれません。しかも、無理に溝の中にブラシの先端を入れて磨き続けると歯茎が傷つき、痩せて、虫歯になりやすい歯の根元が露出します。
歯茎を傷つけずにきれいに細菌を取り除くには専用の器具が必要になるので定期的な受診が必要になります。
セルフケアでは、歯と歯の間にフロスを使用すること、歯間ブラシを使用すること、フッ素入りの歯磨剤を使用することをお忘れなく!
タバコと歯周病
2020.01.19(日)
タバコは歯周病の進行を速めます。
ある調査では、30代の喫煙者と40代の非喫煙者の中等度以上の歯周病罹患率が同じだったとあります。40代の喫煙者と50代の非喫煙者、50代の喫煙者と60代の非喫煙者でも
同様の結果だったそうです。
つまり、タバコを吸っている人は吸わない人よりも10年早く歯周病が進行してしまうといえます。
歯周病予防・治療の第一歩は禁煙から始めることがとても重要ですね。