親知らず’’抜歯から治癒まで’’
2021.01.25(月)
親知らずを抜いた後、痛みや腫れが起こるのは、悪さをする親知らずが骨の中に
埋まったままのことが多いからです。
傾いて埋まっていたり、完全に埋まったままの親知らずの抜歯を行う場合、
まず歯茎を切り、骨を削って頭を出さなければなりません。
抜歯というより「小手術を受ける」という言い方の方が実際の処置に近いです。
抜歯をして穴が開いたような状態になっているところも、
翌日には血餅(ゼリー状)でふさがり、2週間くらいで少しずつ新しい骨がでてきます。
3か月も経つと、まだ軟らかい状態ですが増えた骨で完全に穴がふさがります。
親知らず’’抜いたほうが良い訳’’
2021.01.21(木)
骨の中で横向きに埋まっている親知らず、あるいは傾斜して一部だけ頭を出している親知らずは
生えようとして隣の奥歯を押して傷めたり、隣の歯との隙間にプラークを溜め込んで
むし歯や歯周病を引き起こすトラブルメーカーなんです。
症状がないからと言ってそのままにしていると、むし歯や歯周病が進行して手遅れになるほど
隣の歯が傷んでしまったり、歯並びが悪くなって奥歯で噛めなくなったり、
最悪の場合、炎症が首まで広がり入院、、、なんてことも起こりえるのです。
実は年齢を重ねるにつれ、歯と顎の骨の癒着が起きやすく、
そうなると抜くのがとても大変になります。
抜くならなるべく若いうちに抜いておくのがおススメです。
唾液の機能
2021.01.20(水)
唾液の仕事は
①おくちを清潔に保つ ②歯を補修する
③お口の粘膜を守る ④「食べる」を助ける
⑤細菌・ウイルスから体を守る
等があります!
意外といろいろな役割を担っていますよね。
唾液の減少を防ぐには、唾液腺のマッサージ、食生活の改善、
咀嚼回数を増やすなどがありますが、一番手頃なのはガムを噛むことです。
糖分の多いガムはおススメできませんが、フッ素が多く含まれるものなど、
どうせ摂取するなら歯に良いものがいいですよね!
ドライマウスについて「対処法編」
2021.01.18(月)
前回のブログで記述した通り、ドライマウスはいつ誰がなっても
おかしくありません。
では、実際にドライマウスになってしまったとき
どうすれば症状を緩和、改善できるのかお伝えしていきます。
基本的な対策としては、
①こまめに水分補給をする
②よく噛んで食べる
③こまめに歯みがきをする
などが挙げられます。
それに加え、味による刺激も唾液の分泌量を左右します。
味とは「うま味」「酸味」」「苦味」「塩味」「甘味」によって構成されていて、
一番唾液腺を長い時間刺激したのは「うま味」という研究結果がでております。
3種類に分類される「うま味」ですが、キノコ、鰹節、昆布に多く含まれています。
もし少しでもお口の渇きが気になったら積極的に「うま味」を摂取して
進行を防げるように覚えておくといいですね!
ドライマウスについて「原因編」
2021.01.18(月)
ドライマウスという症状をご存じですか?
別名「口腔乾燥症」といいます。
疑われる症状としては、
■お口の中が焼けるように痛い ■味がしにくい
■話しにくい ■口臭が気になる
などが挙げられます。
自律神経の乱れにより起こるドライマウス。
中高年の方は更年期のホルモンバランスの乱れ、若い方ではストレスによる影響でも
唾液が出にくくなる方はいらっしゃいます。