ドライマウスについて「対処法編」
2021.01.18(月)
前回のブログで記述した通り、ドライマウスはいつ誰がなっても
おかしくありません。
では、実際にドライマウスになってしまったとき
どうすれば症状を緩和、改善できるのかお伝えしていきます。
基本的な対策としては、
①こまめに水分補給をする
②よく噛んで食べる
③こまめに歯みがきをする
などが挙げられます。
それに加え、味による刺激も唾液の分泌量を左右します。
味とは「うま味」「酸味」」「苦味」「塩味」「甘味」によって構成されていて、
一番唾液腺を長い時間刺激したのは「うま味」という研究結果がでております。
3種類に分類される「うま味」ですが、キノコ、鰹節、昆布に多く含まれています。
もし少しでもお口の渇きが気になったら積極的に「うま味」を摂取して
進行を防げるように覚えておくといいですね!
ドライマウスについて「原因編」
2021.01.18(月)
ドライマウスという症状をご存じですか?
別名「口腔乾燥症」といいます。
疑われる症状としては、
■お口の中が焼けるように痛い ■味がしにくい
■話しにくい ■口臭が気になる
などが挙げられます。
自律神経の乱れにより起こるドライマウス。
中高年の方は更年期のホルモンバランスの乱れ、若い方ではストレスによる影響でも
唾液が出にくくなる方はいらっしゃいます。
むし歯進行抑制剤”サホライド”①
2021.01.12(火)
サホライドというお薬をご存じですか?
むし歯になっている歯に塗布するもので、効果、効能には以下のものがあります。
●初期むし歯の進行抑制
●二次虫歯の抑制
●象牙質知覚過敏症抑制
そもそもサホライドは製品名で、含まれる成分名は「フッ化ジアンミン銀」といいます。
「フッ化」の名のとうり、むし歯予防に有効なフッ素が入っています。
サホライドに含まれているフッ素濃度は、歯科医院で扱っているフッ素塗布剤(9000PPM)を
はるかにしのぐ濃度です。
インプラントのセルフケア
2021.01.12(火)
歯科医院での数か月に一度のクリーニングだけでは、
日々の細菌の蓄積に対処できず、インプラントの歯周病は防げません。
患者様の日々のセルフケアこそが重要なのです。
歯ブラシをしっかり当てることに加え、より高いレベルの
プラークコントロールのために、歯間ブラシやフロスの併用をご検討ください。
その際には誤ってインプラントの周りの歯茎を傷つけないように
あなたのインプラントの状態にあった使い方を
歯科衛生士さんに教えてもらうようにしましょう。
定期的なメインテナンスと、高いレベルのセルフケアが
インプラントを長持ちさせるカギになります。
インプラントのメインテナンス
2021.01.08(金)
失った歯にインプラント治療を受けた方は、その後もきちんと歯科医院でメインテナンスを受けているでしょうか?
30~70歳代のインプラント治療経験者500人に、「定期的なメインテナンスを受けているか」をアンケート調査したところ、「受けてない」と回答した人は500人中183人(36.6%)でした。
理由としては、「異常や違和感がないから」が一番多く挙げられていました。
インプラントは、噛むところから歯の根にあたる部分まで完全なる人工物ですので、インプラント自体は細菌に強いです。しかし歯茎は天然歯と同じように歯周病になるおそれがあります。
患者さんが異常を感じてから歯科に来ていただいても、対応が難しいことが多く、最悪インプラントを抜かなければなりません。
インプラント治療をせっかく高い料金払って受けたなら、できるだけ長持ちさせたいですよね!