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    2020.07.11

    歯のクリーニングって何をするの?

    お口のクリーニングと聞くと文字通りお口の中を綺麗にすることです。お口の中の状態にもよりますが、

    • 歯の表面の着色を綺麗にすること
    • 歯石を除去すること
    • 歯の黄ばみを綺麗にすること

    など、クリーニングといってもその方法は多岐にわたります。

     

    また、クリーニングではありませんが、歯を綺麗にするという意味では、変色したかぶせ物を綺麗にすることも当てはまるのではないでしょうか。

     

    上記のうち歯石とりは保険診療上、歯周病治療にあたり歯周病の進行状態・歯石の付着状態によって治療の回数と期間が変わってきます。

     

    歯石除去は大きく分けて、

    • 歯茎より上の見えるところの歯石除去
    • 歯茎の下に隠れている歯石除去
    • 外科適応の歯石除去

    の3つに分類されます。

    歯石除去は、軽度で2回かかり約1週間程度、中等度で約9回かかり期間は1か月半、重度では約半年程かかることもあります。

     

    歯の着色も歯石付着の足場になることがあるため、歯周病予防の観点から着色を落とすだけでなく、歯石の付着を抑えることが重要になります。

     

     

     

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    2020.07.09

    定期健診の間隔

    むし歯予防、歯周病予防には定期的な検診・クリーニングが必要になります。個々人で歯並びやむし歯のなりやすさは異なります。

    なので、定期健診の内容も期間も本来は個人で異なって当然です。

    むし歯になりやすい人、歯周病が進行している人はもちろん、これらをしっかり予防したい方は最初月に1回程度で口腔ケアを行い、安定してきたら少しずつ期間をあけていくようにすることをおすすめします。

     

    小さなお子様の場合は、まだ自分自身でしっかりとケアをしていくことが難しいこと、むし歯の治療をした個所はそうでない所に比較してむし歯になりやすいことを踏まえると、しっかりとケアができるようになるまでは間隔を詰めて管理していくことが必要です。

     

    とくに4月、5月は外出することが少なかった方が多かったみたいで、家庭での間食習慣等が不規則になっている方を多く見かけました。

     

    一度むし歯になりかけたりした場合には最初の予防行動が非常に大事になります。

     

    最後の定期健診から期間が開いている方は早めの受診をおすすめします。

     

     

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    2020.07.06

    乳歯の大事な役割

    乳歯がむし歯でも生えかわるからそのままでも・・・ではいけません。

    乳歯は大人の歯(永久歯)に生えかわりますが、乳歯には乳歯にしかない大切な役割があります。

     

    乳歯はおよそ生後6か月ごろから生え始め、3歳までに子どもの歯並びは完成します。この乳歯に求められる大きな役割の一つは、永久歯同様「噛む」こと。つまり食事をとるということです。

     

    この時期のかみ合わせは非常に重要で、食事等を介し顔面の筋肉を正しく機能させることで顎顔面領域の正しい成長発育へと導きます。

     

    顎顔面領域の成長発育が不十分だと、のちに生えてくる永久歯の歯並びにも影響を与えます。

     

    また乳歯の生えている位置も非常に重要で、生えかわってくる永久歯の道しるべの役割を持っており、歯並びが窮屈だったりすると後から生えかわってくる永久歯の歯並びが乱れやすくなります。

     

    また早期に乳歯を失ってしまうと、永久歯が生えてくるときにどの方向に進めばいいのか分からなくなってしまいます。

     

    つまり乳歯をしっかり管理することで、健康な永久歯の歯並び・かみ合わせの獲得につながるのです。

     

    一生のうちで乳歯のある期間は短いですが、非常に重要な役割があるため日ごろのケアが大切ですね。

     

     

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    2020.07.04

    保険適応の非金属冠

    今までは、保険内のかぶせ物と言ったら金属のもの、というイメージを持たれている方がほとんどだと思います。

     

    実は数年前から保険適応の金属を使わないかぶせ物があることをご存じですか?ハイブリッド冠という分類になり、材質としてはレジンと呼ばれる合成樹脂とセラミックとの合成物質になります。

     

    適応は小臼歯と呼ばれる前から4番目、5番目の歯、第一大臼歯と呼ばれる小臼歯のもう一つ奥の歯が適応になります。

     

    治療にあたっては、かみ合わせや、歯の本数、他の治療との兼ね合いがあり、ケースによっては対象とならないことがあります。

     

    色が気になる方、金属アレルギーでお悩みの方は一度ご相談ください。

     

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    2020.07.01

    歯科材料の強度

    むし歯治療などで用いられる歯科材料には使える歯、部位などが決められています。各種材料で性質が異なります。

     

    むし歯治療などでよく用いられる白い材料は、コンポジットレジン、通称CRと呼ばれています。色が白いので治療後目立ちにくいのが特徴です。材料の強度の点ではうすくなると割れやすい、時間経過とともに削れてくるという特徴があります。また時間経過とともに変色する可能性があります。

     

    型採りが必要な場合によく用いられるのが、金属材料やセラミック材料です。

     

    金属材料の特徴は強度で優れるという点です。なので余程のことがない限り破損することはありません。但し、硬さの点では歯に劣るため、時間経過とともに少しずつ削れてきたり、金属が伸びてきたりします。

     

    セラミック材料は用いられるもので特徴が大きく異なります。

     

    近年保険診療でも認められるようになったハイブリッドセラミックは、レジンと呼ばれる合成樹脂とセラミックと合成いわゆるハイブリッドです。金属を使用していないため、金属アレルギーの方にはお勧めの材料です。ただ、純粋なセラミック材料に比較すると、強度、変色といった点では劣るのが欠点です。

     

    最近よく使用されているのがジルコニアと呼ばれる材料です。これは人工ダイヤとも呼ばれ、歯科材料の中では一番固いものになります。変色も少なくとても安定性の高い材料です。

     

    せっかく入れた歯。壊れないに越したことはありませんが強い材料だけが一番優れているのでしょうか?

     

    歯科で用いられる材料は、どの材料も硬さや曲げなどの強度の試験を経て認められたものだけが使用されています。

     

    かぶせ物が壊れるということは、予測以上の力がかかっているということになります。一つは、使用部位の適正、もう一つは噛み癖など。

     

    もし歯ぎしりや食いしばりなどの噛み癖があって、かぶせ物が壊れなかったら、場合によっては歯自体が折れてしまったりということにつながります。つまりかぶせ物が安全装置として働いているとも言えます。

     

    それぞれの特徴をみてかぶせ物を決めることが非常に重要ですね。分からないことがありましたらご相談ください。

     

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    2020.06.30

    歯を抜いたままにしておくと(+_+)

    むし歯や歯周病、もしくは事故などで歯を失ったとき。抜けたままにしておくと様々な弊害が出てきます。

     

    乳歯の場合、生えかわりよりも早く歯を失ってしまうと、次に生えてくる大人の歯が生えるための場所が失われてしまいます。なぜなら歯がないところの前後の歯が倒れこみ、隙間がなくなるからです。

     

    そのため、早期に歯を失ってしまった場合には、歯が傾かないようにするための装置を入れることがあります。ただし、このような場合、歯並びが乱れる可能性が高いため、後々矯正治療が必要になることも多くあります。

     

    大人の場合も、子どもと同じように、前後の歯が倒れこんだり、歯が伸びてきたりします。そうなると、かみ合わせが全体的に歪んできて顎や周囲の筋肉に負担がかかるようになり、痛みを伴う場合があります。これが顎関節症です。

     

    歯並びやかみ合わせが大きく乱れてしまうと、歯を失った場所に歯を入れたくても入れることができなかったり、その後の治療が困難になります。

     

    まずは、歯を失わないようにすること、万が一にも歯を失った場合には、早めの治療が必要になります。

     

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    2020.06.27

    歯がしみるΣ(・□・;)知覚過敏?むし歯?

    6月に入りだんだんと暑い日が増えてきました。暑くなってくると冷たい物を食べたり、飲んだりする機会が増えてくると思います。

    そんな時に歯がしみたりすると・・・

    なかなか冷たい物を楽しむことができませんね。

    歯がしみる原因には、知覚過敏やむし歯などがあげられます。

    歯はエナメル質という硬く、外から様々な刺激に対して耐久性を示す部分でおおわれています。

    このエナメル質が破壊されたり、削れたりしてダメージを受けると歯はしみるようになってきます。

    そのダメージの原因としてはむし歯や咬み癖(歯ぎしり・食いしばりなど)、歯ブラシの当て方、歯周病など様々でです。

    時間が経てば落ち着く場合もありますが、なぜしみているのか?原因を特定し早期の対応をしておかないとさらに悪化してしまうことがあります。

    夏を快適に乗り切るためにも、検診にて原因を解明して早めの対策を取りましょう!

     

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    2020.06.23

    最近の検診の傾向

    新型コロナ感染症がやや落ち着き、少しずつ日常が戻りつつあるかと思います。

    外出自粛期間を経て、久しぶりに検診で来院される方も多く、お変わりなく元気な姿を見せて頂き嬉しく感じています。

    その一方で、外出自粛期間においていつもと異なる家での生活のためか、検診にてむし歯があるお子様がややいつもより多く感じます。

    原因は様々ですが、外出自粛期間中に家庭での食習慣特に間食習慣が多くなったり、生活リズムの変化などがあげられます。

    むし歯は初期の状態ではあまり症状は見られません。ある程度進行した後に痛み・しみが出てきます。

    特にもともとむし歯リスクの高い方は注意が必要です。

    定期受診と適切なケアを行い、むし歯0を目指しましょう!

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    2020.06.20

    学校歯科検診、幼稚園(保育園)歯科検診

    新型コロナ感染症の影響でこれから歯科検診を実施する園や学校も多いと思います。

    学校検診では、一度に多くの園児・学童の検診を実施するため、むし歯の有り・無しで若干の誤差が生まれます。

    検診にてむし歯にチェックがあった場合はもちろん、なかった場合も歯科医院にて検診を行ったことがなければ検診を行うことを推奨します。

    歯科医院では、目では見えない歯と歯の間の部分をレントゲンで確認したり、むし歯にならないための歯みがきの確認などを行うからです。

    むし歯にならないこと、歯周病の予防をすることも大事ですが、それ以外にも噛み合わせ、歯並びも見ていくことがとても大事になります。

     

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    2020.06.02

    1歳半検診はどうして大事?

    1歳6か月という年齢・月齢というのは、早い子で乳歯が4番目まで生えている状態になります。

    前から4番目の歯は第一乳臼歯と呼ばれる奥歯の一つで、乳歯列における噛み合わせのかみ合わせで重要な役割を果たします。

    これまでの前歯だけという状態から奥歯が生えてきたことにより、食べれるものが増える一方で、むし歯のリスクも高くなります。

    この時期にむし歯になりやすい箇所は、上の前歯と奥歯のかみ合わせの部分になります。離乳食開始から一定期間が経っているため、むし歯予防としてフッ素の使用開始が重要になります。

    ハミガキの方法だけが予防ではなく、正しい生活習慣、食生活を身に付けることでむし歯や歯周病の予防、歯並びの予防に繋げることができます。

    また、仕上げ磨きや、検診等を介して子どもは自分以外の他人からお口の周りや中を触られる機会が増えます。

    この積み重ねで、少しずつ慣れていくことから予防歯科は始まります。

    ここから定期健診デビューをしてみてはいかがでしょうか?(^▽^)/

     

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